教員紹介
有賀 ゆうアニース(准教授(任期付))
1995年長野県生まれ。2018年に文化構想学部を卒業。2026年度から早稲田大学に任期付准教授として着任。激辛料理を食べたり漫画を読んだり"推し"のために時間を使うことが日々の癒しです。
専門分野
社会学、エスニシティ論、多文化社会論
担当科目
エスニシティ論、差別論、現代人間論系演習(差別と排外主義の社会学)、現代人間論系演習(移民と国民社会の変容)、現代人間論系演習(「多文化社会」を考える)、「多様性を生きる人間」論ゼミ(エスニシティと現代社会)ほか
研究紹介
高齢世代や若者世代への生活史に関するインタビュー、アーカイブでの文書資料の収集、オンライン上のメディアコンテンツの計量分析といった手法を用いて、外国にルーツをもって日本で生まれ育った人たちと社会の関わりについて研究をしています。とくに、ハーフ、ミックスとして知られる複数の国にルーツをもつ人々の経験や意識、かれらに対する社会の認識が、本人の文化的・人種的背景、対人関係等によってどのように形づくられているかを研究しています。日本社会における文化と人種の多様化、そしてそれが生み出すさまざまな現実を社会学的に理解することが究極的な狙いです。研究については個人HPを参照してください。
現代人間論系への誘い
「人間とは何か」――現代人間論系の根幹をなす問題意識です。このきわめて大仰な問いに答えようとするにはさまざまなアプローチがありえますが、そのひとつが、人間は自分や他人と関わり合いながら生きる社会的な動物だ、という着眼点です。こうした関わり合いのなかで自分の多様なアイデンティティを形成し、他人と多様な対人関係を取り持ち、生活を営むのが人間の特徴です。こうした関わり合いによって人間の生き方がどうきまってくるか――この問題に向き合うには、多様な分野の視点や知識を闊達に運用して、自分が関心をどうしてももってしまう現象についてアレコレ考えたり話したりする必要があります。エスニシティは、こうした関わり合いの仕方を方向づけるもっとも重要な属性の一つでもあります。現代人間論系のなかでいろいろな現象や視点に触れることで、ぜひ見識を深めていってほしいと思います。
ゼミ・演習紹介
ゼミ・演習では一貫して、社会のなかにあるさまざまな文化的・国籍的・民族的・人種的な境界線のしくみ、そのしくみ――これを一般にエスニシティと総称します――のなかで私たちがどのように生きているのかについて社会学的に調べ、考えることに主眼を置きます。学習形態は文献の輪読と学生による発表・議論が主ですが、学生の関心に応じて校内・校外での実習も検討します。国家間の紛争、ニュース報道、友人・恋愛関係、テレビやSNSのコンテンツにいたるまで、エスニシティが関わる領域は無数に存在しますが、これらのさまざまな領域から履修者が関心のあるトピックを見つけ出し、学問的に分析することをめざします。じっくり論文や本を読むにせよ、校外で課外活動に関わるにせよ、ネットの海を漂うにせよ、こうした境界のしくみを調べるにはさまざまな方法がありますが、これらの伝授も授業の中でしていきたいと考えています。気になるものがあればぜひ履修してみてください。
個人HP
yaaruga*aoni.waseda.jp
(*を半角@に変えて入力してください)
研究室
39号館2413