論系紹介
履修モデル
どのようなことをテーマに学ぶか、希望のプログラムのゼミに入るにはどのような講義を履修するのが望ましいのか。そういった悩みに指標を与えてくれるのが、本論系の先生方が提案してくださる履修モデルです。以下のモデルを参考にして、ぜひ希望のゼミの選択や、履修科目の決定に役立ててください
「多様性を生きる人間」論プログラム
エスニシティと現代社会:「多様性」と「多文化」とよりマシに付き合う方法を考える
学生像
社会のなかにさまざまな文化的・国籍的・民族的・人種的な背景をもつ人たちがいるという現実に関心があり、それについて多少とも真剣に調べたり考えたりしたいと思う――あるいは少なくともそのようにありたいと思う――学生。
将来の活動フィールド
完全に皆さんに任せます。どんな領域で・どんな仕方で生きていくにせよ、エスニシティの知識や視点は皆さんの人生に不可避的に関連するものなので、自由に役立ててください。
履修が望ましい外国語
文献購読は主として日本語で行うので、特にありません。ただ、英語の文献が多少とも読めると学習の可能性が飛躍的に上昇します。その他、なんであれ関心のある言語があればそれを学ぶことによっても視野は大きく広がるでしょう。
ブリッジ科目
エスニシティ論に関係する授業として、「エスニシティ・ナショナリズム論」、「エスニシティ論」、「差別論」、「包摂・排除論」などを事前に受講しておくと有益です。あるいは、他学部における「エスニシティ」「ナショナリズム」「移民」「多文化」等々のキーワードに関連する授業を受けるのも重要です。このほか、社会学、歴史学、文学など特定の学問分野を1つ決めて、その概論にあたる授業を履修するのも良いと思います。
ゼミ・演習
【ゼミ】エスニシティと現代社会
社会のなかにあるさまざまな文化的・国籍的・民族的・人種的な境界線のしくみ、そのしくみのなかで私たちがどのように生きているのかについて調べ、考えることに主眼を置きます。形態としては文献の輪読と学生による発表が主ですが学生の関心に応じて校内・校外での実習も検討します。
【演習】「差別と排外主義の社会学」「「多文化社会」を考える」「移民と国民社会の変容」など、私が担当する演習を受講すると学習が大幅に効率化すると考えられます。ただ、このゼミに直接関連しているかどうかにかぎらず、自分の関心の赴くままにゼミをとるのも――それらの経験が予期せぬ形でゼミの成果に結びつくことも往々にしてあるので――よいでしょう。またこのゼミでは文献購読を主とするため、同じ形態の演習を経験しておくのも有益でしょう。
ディスアビリティと現代~マイノリティ/マジョリティの力関係
学生像
社会で起きている問題や身近な出来事に対して、「これは理不尽なのでは?」という疑問を持っている人。社会の中でマイノリティの立場に置かれている人たちの困難を、自分とは無関係なものとは思えない人。
将来の活動フィールド
一般企業への就職はもちろん、公務員や教員、大学院への進学、NPOや福祉分野など、さまざまな進路につながっています。
履修が望ましい外国語
ゼミでは基本的に日本語文献(翻訳を含む)を講読しますので、特に指定はありません。英語の文献が読めるとより多くの情報が収集できると思います。
ブリッジ科目
私が担当する「障害学」や「障害とルッキズム」に加えて、「障害と自立生活」(田中恵美子先生)などの授業を通して、ゼミでの学びの基本となる視点を身につけることができます。また、障害に限らず、ジェンダーやセクシュアリティ、エスニシティなどに関わる授業や、さまざまな社会問題を扱う授業もぜひ履修してみてください。こうした授業を通して、社会の中でマイノリティの立場に置かれている人たちや、その経験を理解するための多様な見方(レンズ)を身につけることができます。
ゼミ・演習
【ゼミ】ディスアビリティと現代
障害のある人(マイノリティ)が、障害のない人(マジョリティ)を前提にしてつくられた社会の中で直面するさまざまな困難を「ディスアビリティ(障害)」と呼び、それらに着目しながら、ふだん当たり前だと思っている考え方を見直していきます。そして、今とは異なる社会のあり方を構想する力を養っていきます。
【演習】私の担当は、「障害の社会モデル」と「マイノリティのライフストーリー研究」ですが、これらに限らず、自分の関心に合った演習をぜひ履修してみてください。ひとつのテーマについて時間をかけて考え、調べ、理解を深めていく経験は、今後ゼミで学ぶうえで大きな助けになります。
クィア・スタディーズを中心に、この社会の「生きづらさ」をすり抜ける、あるいは解体する思想と技法を学びましょう。
学生像
この社会における「普通」の生き方が自分にはしんどい、と思ってしまう人。
将来の活動フィールド
各自ご自由に。自由に生きるのが一番難しく、しかし一番面白いのですから。
履修が望ましい外国語
特になし。外国語が得意な人はそれを活かせばよいですし、(私もそうですが)苦手な人にもやりようはあります。ただし、本気で学びたいなら腹を括って英語の文献を読む必要がある、とは思います。
ブリッジ科目
私が携わる「セクシュアリティの社会学」「クィア・スタディーズ入門」を含め、「ジェンダー」「フェミニズム」「セクシュアリティ」「クィア」「男性学/女性学」などのキーワードでシラバスを検索して、興味を持つものをいくつか履修しておくとよいかもしれません。また、文学や哲学、社会学など、特定のディシプリンを1つ決めて、その概論にあたる授業を履修するのも重要です。
ゼミ・演習
【ゼミ】クィア・スタディーズ
「性について、調べて分析して誠実に考えてみる」この社会におけるさまざまなマイノリティ(少数派)の置かれている苦境を調べて分析して誠実に考えていきます。性を恥やからかいの対象としてでなくまじめに面白がり、その先にこの社会の公正さを構想する、そんな営みを地道にやっていくことになります。
【演習】ジェンダーやセクシュアリティ、あるいはさまざまな社会問題に関する演習を履修すると良いと思いますが、くわえて重要なのが、文献購読の授業です。丁寧に学術書や論文を読む、それも集団で読むという作業は、知性の涵養にきわめて効果的な方法の一つです。私が担当する「相互承認の技法」「フェミニズム理論」も文献購読の要素を含みますが、これらに限定せず自由に選び、じっくりと本を読む体験をしてみてください。
「関係を生きる人間」論プログラム
子ども・若者文化と居場所~子どもや若者の文化をあじわい、「居場所」ある社会を構想する
学生像
人が社会のなかでさまざまな文化に囲まれて生き、育っていくことの面白さや不思議さに関心のある人。さまざまなできごとに対して自分と社会とを結びつけながら考えていきたいと思っている人。
将来の活動フィールド
人とかかわるあらゆる仕事(公務員、教員、子ども・若者支援系、教育系、福祉系、インフラ系、IT系、出版系、金融系など様々なところに就職していっています)
履修が望ましい外国語
特にありません。言語は考えたり、他の文化を理解するためのツールになりますので、自分の関心のある文化の言語ができると楽しいでしょうね。
ブリッジ科目
現代人と居場所/子ども・若者支援と共生社会の形成/教育福祉論/生と死の教育/教育とジェンダー/コミュニケーション論/社会倫理学/子どものこころ/大人のこころ/ジェンダーの社会学/公共性の哲学思想 などの履修をおすすめします。
ただ、子ども・若者や文化に対するアプローチは千差万別。自分で「軸」をさぐりつつ、他学科・他学部の授業も含めて、自由にご自分の関心を深めていってください。自分の研究をすすめていくためのディシプリン(社会学、教育学、心理学、比較文化等々…)についても学んでおくとよいでしょう。
ゼミ・演習
【ゼミ】子ども・若者文化と居場所
子ども・若者にかかわる社会の文化的状況やその状況に抗する文化がどのように生成し、展開していっているのかをとらえていきます。多様な角度から子ども・若者の文化に焦点をあてつつ、現代を生きる子ども・若者の「育ち」や居場所、それを支える社会のあり方を考えていきましょう。
【演習】私の担当は「子ども文化と社会病理」「若者の生活世界と移行」ですが、そこにとらわれすぎる必要はありません。演習は、アクティブに学びを深める良い機会なので、関心のある演習をとって、積極的に学んでいくことがなにより大切です。
関係性を再考する・善き社会の実現に向けて
学生像
「人びとの支え合い」を構築することはできるのか、親密な関係は今後どうなるのか、といったことに興味関心のある人。
将来の活動フィールド
報道、地方公務員(総合的な視点から物事を判断し、対策を検討する能力を求められる場)
履修が望ましい外国語
とくにありません。日本語だけでも多くの文献を読むことが大事です。
ブリッジ科目
コミュニケーション論、日常生活の社会学、地域・都市論、現代日本社会論、社会学概論、社会調査法1、社会調査法2、現代社会論1、現代社会論2
ゼミ・演習
【ゼミ】社会の変化と人間関係
【演習】サイバー空間の論理と倫理/親密圏の論理と倫理
超高齢者社会において共に生きるための仕組みについて創造する。
学生像
現代の社会情勢や社会文化に興味関心を持ち、多角的に考えを巡らせる人。
将来の活動フィールド
報道、公務員(国家・地方など)、教育委員会・教員、地域共創に重点をおく企業。
履修が望ましい外国語
特にはありません。興味関心がある国について考えたい場合は、その国の言語に興味関心を持っておいてください。
ブリッジ科目
生と死の教育/高齢社会とコミュニティ/ライフストーリーの社会学/現代人の居場所/コミュニケーション論/社会倫理学/教育福祉論 など
ゼミ・演習
【ゼミ】高齢社会の生と死
超高齢社会における老いと高齢者の生き方、青年や若者、高齢者など様々な人の死と健康、人々と地域のつながりについて考えます。そして、これからの社会をどのようにすれば良いのかを制度施策や実践課題に即して、歴史的・思想的・社会学的だけでなく、教育学・福祉学をもとにした教育福祉学的研究を試みます。
【演習】現代社会における死の諸相/老いを生きる
現代社会の倫理的課題~ともに生きる倫理を考える
学生像
日々、新聞やウェブ上の記事を読みながら、そこで報道されているさまざまな事象が自分にとって「どうでもいいものではない」と思ってしまうような人、かつ、真に理性的に考えようとする人。
将来の活動フィールド
現代社会の倫理的問題に対して、その問題性を深く認識する能力を活かして活躍する。これまでのゼミ生の特徴的なフィールドとしては、社会福祉系の団体やソーシャルベンチャーへの就職が挙げられる。高校公民の教員免許を取得して、教員になる人もいるだろう。
履修が望ましい外国語
どの外国語を選んでも、一生ものの実力をつけるようしっかり学んで欲しい。
ブリッジ科目
コミュニケーション論/社会倫理学/哲学1/哲学2/倫理学1/倫理学2/応用倫理学/論理的思考法/情報社会論/子ども文化論/現代人と居場所/生命倫理/公共性の哲学思想/高齢者とコミュニティ
授業履修に際して、哲学・倫理学に関連する諸科目と社会学・教育学に関連する諸科目との双方に学びの幅を広げるよう、心がけてください。
ゼミ・演習
【ゼミ】プラクティカル・エシックス
本ゼミは、さまざまな社会問題に対し、それがどのような意味で問題であり、そのような方向で解決すべきであるかを探求しつつ、既存の道徳に対しても既存の社会に対しても、批判的に検討を加えるような哲学・倫理学的研究を展開します。
【演習】環境問題の論理と倫理/近代的人間観の論理と倫理/親密圏の論理と倫理/生きづらさの論理と倫理/現代社会における死の諸相/若者の生活世界と移行
「発達を生きる人間」論プログラム
人間の個人差と共通性~現代人の心のようすを探る
学生像
人間のこころの動きに関心があり,人間どうしの関係や,人間と社会との関係で生じる疑問・問題を解き明かしたいと考えている人。
将来の活動フィールド
人間を理解すること,また人間を理解するための心理学的な方法論を身につけることにより,幅広い活躍の場が考えられます。
履修が望ましい外国語
英語で書かれた文献が多いことから英語を身につけることが望ましいといえますが,どの言語を身に着けても世界が広がります。
ブリッジ科目
大人のこころ(発達心理学)/子どものこころ(発達心理学)/個性の発達と差異/感情・人格心理学/データから読み解くこころ/その他心理学関連科目
ゼミ・演習
【ゼミ】現代人の心理
現代社会を生きる人々の個人差と共通性に注目しつつ,発達や適応について考え,心理学の方法論を用いて実証することを試みます。
【演習】現代社会と心の機能/現代人のアイデンティティーの心理/現代社会における心理学の意義/心をしらべる/自己形成と無我/心の回復と成長/人間関係の生涯発達
人間発達の探求
学生像
人間の生涯にわたる発達に関する様々な疑問を,科学的に探究していきたいと考える人。
将来の活動フィールド
特に想定はしていません。なお心理学の知識や考え方を学ぶことは自己理解の深化につながりますので,是非進路を考える上で役立ててほしいと思っています。
履修が望ましい外国語
特にありませんが,英語の文献が読めると学習がより深まるでしょう。
またどんな言語であれ,学習することで異なる文化的価値観に触れることができ,それは自文化を相対化することにもなります。可能なら留学にも積極的にチャレンジしてみてください。
ブリッジ科目
子どものこころ(発達心理学)/大人のこころ(発達心理学)/人間の発達と文化/人間の発達と進化/心理学概論
ゼミ・演習
【ゼミ】現代人の心の発達
「他者とかかわる心の育ち」という人間らしい発達の側面について扱います。心理学的な方法を用いて,生育環境とダイナミックに相互作用しながら自己や他者についての表象を構築していく過程を客観的に捉えていきます。
【演習】心をみる/心をしらべる/発達の生得性と環境効果/現代の子育てを考える/人間関係の生涯発達/現代社会における心理学の意義
上記にかかわらず様々な学問分野の授業を履修し,それらの知を関連づけることによって問題の本質を見極め,あるいは新たな問題を発見し,多面的な見方・態度を育成していっていただきたいと思います。
「心身を生きる人間」論プログラム
宗教思想・哲学を手掛かりに、「人間とは何か」という問いにぶつかってみましょう。
学生像
この世界における人間の立ち位置に疑問をもってしまうような人。人間と「目に見えない何か」との関係が気になってしまう人。人間を超えたものについて考えてみたい人。
将来の活動フィールド
皆さんの自由です。どこに行っても生きていけるような、人間としてのバッファ(余裕)を身に着けてもらえたら嬉しいです。
履修が望ましい外国語
言語は道具ですので、多いに越したことはありません。英語の文章は読めた方が良いでしょう。またそれ以外の外国語をひとつ。余裕のある人は何か古典語をひとつ(ギリシア語、ラテン語、アラビア語、サンスクリットなど、漢文や古典日本語でも大丈夫です)。「かじる」だけでも結構です。新たな世界が開けてくるでしょう。(ただし、これは一生かけての課題ですので、今は気楽に考えてください。)
ブリッジ科目
私が担当する「霊性と身体」などの講義を取っておくと、全体像がつかみやすいかもしれません。とはいえ、自らの内面から湧き出る興味を大事にした方が良いので、自分の興味のある科目をとりあえず取ってゆくのが、遠回りに見えて実は一番の近道だったりします。
ゼミ・演習
【ゼミ】超越と人間
「人間を超えたもの」、「目に見えないもの」と人間の関係をめぐってみなさんと学んでゆきます。そのさいに、古今東西の宗教的・哲学的なテクスト・表象を手掛かりにします。時代や地域を超えた人々のなかに宿る「何か」を探っていければと思います。
【演習】私が担当するのは「宗教と共同体」ですが、それに限らずみなさんの興味のおもむくままに学んでいってくだされば大丈夫です。一見バラバラなように見えても、最終的につながってくることはよくあります。大事なのは、つながってくるまで学び続けることです。
科学技術と社会の関係について、人文・社会科学のアプローチで考えていきます。
学生像
技術の発展やそれに関わる社会状況の変化に興味がある人。また、そのような社会状況の中で生きる人間の心や行動の変化に興味がある人。
将来の活動フィールド
特に想定するフィールドはありません。社会心理学やその他の人文・社会科学のアプローチを身に付けることは、皆さんが他者(家族、同僚、地域共同体など)と関わって暮らしたり、社会レベルの大きな問題に取り組んだりするときに役に立ちます。
大学院進学や公認心理師資格の取得に関心がある人は個別にご相談ください。
履修が望ましい外国語
特にこれというものはありませんが、英語の文献が読めると情報収集が楽になると思います。
ブリッジ科目
AIと人格/科学リテラシー論/大人のこころ(発達心理学)/情報社会論/生命倫理/データから読み解くこころ
ゼミ・演習
【ゼミ】科学技術と社会
人工知能などの科学技術の登場が私たちの生活に与える影響や、新しい技術が社会に浸透していく過程について考察します。ゼミで習得できる研究手法は主に社会心理学のアプローチですが、手法にこだわることなく、関心のある問題について多角的な視点で考察することを目指します。
【演習】現代人と情報科学/現代社会とAI/身体とエンハンスメント/現代社会と心の機能/心身の健康と幸福/心をしらべる・心理学実験/現代人を探求する
これらの授業での学習に加えて、日頃からニュースに触れ、現代の社会の状況について(科学技術に関わることに限らず)情報収集しておくとよいと思います。
心理学や実践の視点から、心身のウェルビーイング (健康と幸福) について学び、体験しましょう。
学生像
より良い人生を生きていくこと、健康と幸福、心身の疾患や不調、自己と他者・社会など、私たち自身の心身とそのウェルビーイングをめぐるテーマに関係がある人。つまり、これを読まれている方全員。また、心理学の研究や実践に興味のある人。
将来の活動フィールド
特に想定している分野などはありません。心理学や実践の知識は、どんな分野でも自らを支える土台となり、役に立つはずです。研究者を志す人、大学院への進学を希望する人、公認心理師の資格取得に関心のある人には、個別に詳しく助言を行っています。
履修が望ましい外国語
通常のゼミ活動は日本語で行っています。各自の関心内容や研究上の必要によっては、英語の文献も参照する場合があります。
ブリッジ科目
心身論/生活世界と身体/現代人の身体/心理学概論1, 2/データから読み解くこころ/大人のこころ(発達心理学)/子どものこころ(発達心理学)/知覚・認知心理学/神経・生理心理学/臨床心理学/学習心理学/霊性と身体/生命倫理/AIと人格/科学リテラシー論
ゼミ・演習
【ゼミ】心身論
私たち自身の身近な心身とそのウェルビーイング (健康と幸福、望ましいあり方) を全体のテーマにしつつ、心理学やその関連分野について幅広く学び、体験しています。心理学の代表的な各分野の知識や、基本的なデータ解析方法なども、予備知識がなくても基礎から習得できるように学んでいます。また、3年生で実際の研究活動を体験してもらい、4年生でのゼミ論文の完成につなげています。さらに、ヨガ、武道、笑いの体操、音楽療法/音楽鑑賞、茶の湯、マインドフルネス (ストレスケア、心身の調整)、トラウマケア、東洋医学 (アーユルヴェーダ、養生法) など各種の実践 (ボディワーク/身体教育) を体験する機会を提供しています。
【演習】心身の健康と幸福/身体の実践と科学/ボディワークの理論と実践/心をしらべる・心理学実験/現代人を知る/現代人を探求する/心をみる/現代社会と心の機能/自己形成と無我/道徳意識の研究/実存と他者の倫理/現代人と情報科学/現代社会とAI
生命と人間を巡る現代社会の問いを掘り下げていきます。
学生像
現代社会が直面している様々な問題を、哲学・倫理学・心理学などを基礎に、人間観、人間関係から考え、深めていくことに興味をもつ学生。深く考える哲学的な知性、現実の具体的問題に対する感性、どちらも大切にしたい学生。
将来の活動フィールド
教員、研究者、ジャーナリスト(環境問題、医療問題など専門をもつジャーナリスト)、出版や放送界、官庁などが考えられますが、できれば、様々な専門分野のどれにもうまく属さない職種、いわゆる「ニッチ」にも目を向けてください。たとえば、情報の取り扱いの専門家や危機管理などがそうで、こうした新たな職種に挑戦してほしいと思います。「ニッチ」となる部門には需要があるのですが、一般に人材不足といわれています。
履修が望ましい外国語
言葉は、私たちの世界をつくるものですから、ドイツ語でも、フランス語でも、ロシア語でも、中国語でも、アラビア語でも、とにかく、英語以外の語学を一つ、是非勉強してください。
ブリッジ科目
どのような科目があるか、皆さんで「心身」、「身体」「生命倫理」「人格」などシラバスを検索してみて調べてみましょう。他学部にもいろいろな関連授業があります。まずは、以下のようなブリッジ科目をのぞいてみてはいかがでしょうか。
応用倫理学 / 生命倫理 / 心身論 / 生活世界と身体 / 霊性と身体 / 哲学的人間学 / 心の哲学・心の科学 / 西洋思想史3(近代) / 倫理学1/ 倫理学2/ 科学リテラシー論 / 社会倫理学 / AIと人格など
ゼミ・演習
【ゼミ】生命と人格
生命倫理の問題を中心に、他者、コミュニケーション、共同体、身体、自律など、さまざまなテーマから、人間を考えていきます。
【演習】道徳意識の研究 / 実存と他者の倫理 / 生命・医療の論理と倫理 / 死生学と現代社会 / 心をみる / 身体とエンハンスメント / 死生学と現代社会 / 宗教実践と身体性 / 現代社会とAI / 宗教と共同体